ペット談義

5年目の春

2016.03.11
ペット談義

2016年3月11日

今日で東日本大震災から5年が経ちました。

 

もう5年…

まだ5年…

あっという間の5年…

長かった5年…

 

人それぞれ感じ方が違うと思います。

地震発生時刻の14時46分に黙とうを捧げられた方も多かったのではないでしょか。

お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

 

今被災地はどのように変わっているのでしょうか?

何も変わっていないのでしょうか?

 

今日は、気になる記事を見つけたのでご紹介したいと思います。

 

 

~忘れ去られたペットたち~

今も福島県飯舘村だけでも600匹ものペットたちが取り残されています。

仮設住宅に連れていけない、飼い主が亡くなってしまった、など理由は様々です。

 

しかし、震災から5年の間家族と離ればなれになったペットたちがなぜ生きていられるのか?

それはボランティアの方々がご家族からの依頼で、毎週ご飯を持って通い続けてくれているからです。

 

犬の場合  《家を守る!》という自らの本能で鎖をしていなくても家に留まり、家族を待ち続けているそうです。

猫の場合  自然と野生に馴染んでいくそうです。

ただ人が居なくなった所は野生動物達の楽園になっており、動物たちの生きる戦いがあるのも事実です。

 

家族を探し求めて亡くなってしまった子

鎖に繋がれたまま亡くなってしまった子

そんな子たちも少なくありません。

 

 

そんな被災した中には、動物介在教育として、一役買っている子もいます。

 

ある小学校では

2011年8月に保護された犬を教頭先生が引き取り。

現在は、学校で登校してきた子どもたちを玄関で出迎えしたりして、小学生の仲間作りなどを手伝ってる。

 

ある大学の動物応用学科では『動物トレーニング実習』として、

被災地で保護された犬を引き取り、トレーニングのパートナーになってもらってる。

 

 

東日本大震災以降、ペットと一緒に逃げて!!

と防災意識が変わってきています。

飼い主が離れてしまう事例が多発したのを受けたもので、離れた動物を保護するのにも多大な労力が必要となってしまうことがあるからです。

 

 

予想をもしないことが起きた時は、自分のことだけでも精一杯になってしまします。

しかし日ごろからの心がけや飼い主さんの工夫で救える命がたくさんあると思います。

 

 

東日本大震災をきっかけに、

・避難経路の確認

・防災グッズの準備

・常備食の確保

 

などご家族で話をされる場をつくった方多いでしょう?

 

被災された方の中には、戻りたくても戻れない方々もたくさんおられます。

関西の方に避難してこられた方々もたくさんおられます。

 

今、私たちにできることは何なのか?

5年を迎えた今日、人中心ではなくペットちゃんのこともしっかり考えて

どうすれば良いのかを見直していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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